【Amplitude】Webサイトとかアプリに入ってきたユーザの行動を詳しく知る方法!【PR】
Webサイトとかアプリを管理していると、入ってきたユーザがどこから入って来て、何をみて、どこに移って、どうやって出たのかって気になりません?
このようなユーザの出入などを知ることが出来るツールを「デジタル分析ツール」っていうんですけど、「はやなLab」で使っているのはGoogleアナリティクスのみで、閲覧件数やどこの国から閲覧されたのかといったことや、どこから入って来たのかなどを毎日確認しています。
ですが今回はユーザの行動を細かく把握することが出来るプロダクト分析ツールを教えてもらったので紹介します!
ユーザの行動がわかると何がいいの?
ユーザの行動がわかると、、、
- 集中して読まれる場所が把握できるから、アドセンス広告やアフィリエイト広告を最適な場所に移動してクリック率、コンバージョン率の増加を図れる!
- 離脱部分を把握出来るので、その部分の改善策を考えることが出来る!
- イベントを打ったあとの効果を把握できる!
といった、ユーザのリアルを踏まえて様々な改善に努めることが出来ます!
そういったユーザの行動をより把握できるのがAmplitude(アンプリチュード)というプロダクト分析ツールです!
Amplitude(アンプリチュード)の概要
Amplitudeはアメリカ・サンフランシスコに本社を置くWebサービスやアプリケーションのユーザ行動分析ツールを提供している企業です。
Amplitudeのツールを導入するとWebサービスにアクセスして来たユーザの行動データを集め、分析することができます。
つまり、入って来たユーザが「どこから入って来て、何をみて、どこに移って、どこで出ていったのか?」ということを知ることができます。
このユーザの行動分析に基づいて、ユーザの購入率、滞在率を向上させることができるよう、今後のバナー配置やデザイン、販売戦略などを工夫することができます!
これからAmplitudeの説明をしていく中でマーケティング系の用語が出てきますが、それぞれ日本人がわかる言葉に変換して説明するので安心してください!
わかります。慣れないマーケティング用語とかビジネス・IT用語が出てくると「ううっ!」って一歩引いちゃいますよねw
この記事を読めばAmplitudeの公式サイトも、ある程度読みやすくなると思います!(なってほしい!)
Amplitude(アンプリチュード)の主なプラットフォーム
出ました「プラットフォーム」!
プラットフォームとは、そのシステム・サービスの土台・基盤となるもののことです。
身近な例でいうと「はやなLab」というサイトを起点とした場合、このサイトを構成しているのはWordpressのため、Wordpressがプラットフォーム(土台)となります。もっと言えば、レンタルサーバ上でWordpressを動かしているので、Wordpress起点とした場合はレンタルサーバがプラットフォームになります。
(厳密にはWordpressとレンタルサーバの間にあるプラットフォームはPHPやMySQL、サーバ上のOSなどだったりします。)
今回の場合は例として対象となるWebサービスの行動分析が出来るダッシュボードが起点になります。
このダッシュボード(画面)を作るには、Amplitudeを導入するだけでなく、対象サービスと連携し、アクセス数をまとめているブロックや滞在時間をまとめているブロックなどが組み合わせてやっと完成します。
そのため、Amplitudeは分析ダッシュボードを作成する為の土台すなわち分析プラットフォームを提供していることになります!
Amplitudeでは主に4つのプラットフォームを提供しています。
Analytics(アナリティクス)
アナリティクスとは直訳で「分析」ですが、主に閲覧数や流入経路、接続時間などがまとまっています。
Amplitude Analyticsでは自動化されたレポートによってインサイトを数秒で得ることができます。
インサイトとはユーザが無意識に持っている課題のことです。
似ている言葉で、「ニーズ」という言葉がありますが、ニーズはユーザが「こうしてほしい!」「こうだったらいいな」など意識的に持っているものなので、ユーザ個人への調査で得ることができますが、インサイトでは無意識が故に簡単に聞き出すことができず、行動分析などをしていくとこで課題が見えてくる場合があります。
そのため、Amplitudeの行動分析ツールはインサイトを可視化して、今後のマーケティングに役立てることができます。
Experiment(イクスペリメント)
イクスペリメントとは、「実験」を意味します。
Amplitude Experimentではコホート分析ができます。
例えば、あるネットショップでの行動を以下に分けた場合、1ヶ月後の再購入率を実験し、一番再購入率が高い行動に寄せて工夫すれば購入率の上昇を期待できます。
・ページAからそのまま購入したユーザ
・ページAからBに遷移後、またAに戻って購入したユーザ
・ページBからAに遷移して購入したユーザ
・ページCからAに遷移して購入したユーザ
このように、ある共通因子でグループ分けして分析することをコホート分析といいます。
また、分けられたグループをセグメントと呼ぶのですが、このセグメントを機械学習によって再購入率が高いセグメントを特定させることもできるようです。
Customer Data Platform (カスタマー データ プラットフォーム)
カスタマー データ プラットフォームとはインサイト主導の顧客データ基盤です。
ん~いまいちイメージが付かない…と思います。
ユーザ情報とユーザの行動情報が紐づいていて、インサイト主導で管理できるデータ基盤になります。
Session Replay (セッションリプレイ)
セッションリプレイとは読んで字の如くですが、ユーザがどのような画面遷移を行ったかを可視化できるプラットフォームです。
Amplitude(アンプリチュード)とGoogleアナリティクスでは何が違うの?
Web解析で使われるGoogleアナリティクスとAmplitudeで何が違うの?となると思いますが、ここまで紹介した機能を振り返ると、収集するデータが異なることがわかります。
Googleアナリティクス
ユーザが入ってきた事ことをカウントする閲覧数や訪問者数、それに対してどのくらい購入されたかを示すコンバージョン率といった統計情報が主なデータです。
Amplitude
ユーザがどこから入って、どこに移って、どこから出たか?などのサイト・アプリ内で行われた行動情報が主な収集データ
もちろん、GoogleアナリティクスがAmplitudeに劣っているというわけではなく方向が異なる情報をそれぞれ集めているので、両者の分析ツールを併用すればより良いサービス作りが出来ると思います!
Amplitudeの無料版
Amplitudeはスタータープランという無料版もあるようです!
百聞は一見に如かずという言葉もあるので、ユーザの行動が見てみたいサイト管理者さんは試してみてください!
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