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【Windows10/11】OneDriveの「個人用 Vault.lnk」にエラーが出る場合の対処方法

そろそろWindows11に移行していかないといけない時期ですね。

Thinkpad X260でWindows10を使っていたのですが、Windows11最低スペック要件にCPUが置いて行かれてしまったので、新しく購入しました!

今回は少し背伸びをして、Thinkpad X1carbon Gen8にしました!(もちろん中古)

3万円台で探していたのになんだかんだ倍以上になってしまいました😇

Windows10の時から使っていたMicrosoftアカウントをWindows11でもログインしてOneDriveの同期もしたんですが、「個人用 Vault.lnk」だけ同期でエラーが出たので、その事象と対処方法を紹介します!

発生したエラー

タスクバーのOneDriveをみると、クラウドのマークの右下に赤い×アイコンが出てしまっています。

OneDriveのマークをクリックすると、、、

OneDriveで同期の問題が発生しました
クリックしてこの問題と解決方法の詳細情報を確認します

とのエラーが出ています。

このエラー文をクリックすると、、、

個人用 Vault.lnk

このアイテム名または種類が許可されていません。
アイテムの名前を変更するか、アイテムをOneDriveから削除してください。

といったように、個人用 Vault.lnkがOneDriveのクラウド側と同期不良を起こしているようです。

そもそも個人用 Vaultとは

個人用 VaultというのはOneDrive内のフォルダの一つで、Microsoftアカウントへのログインを突破してやっと入れるフォルダなので通常のOneDrive領域よりセキュリティが一段階強くなっています。

普通のフォルダであれば単なる段ボール箱のようなものなので、パソコンやOneDriveにログインすることさえできていればセキュリティ云々を気にすることなくファイルを手にすることができますが、個人Vaultの場合はOneDriveという倉庫の中に金庫を設けているイメージのため、Microsoftアカウントへのログインという金庫の解錠操作が必要になります。

個人用Vault.lnkについて

パソコン内のOneDriveフォルダをみるとわかるのですが、個人用Vaultというフォルダ本体は普段は暗号化された上で隠されているので、いつでも開けるようにするためのログイン窓口として個人用Vault.lnkというショートカットが自動で生成されています。

この、個人用Vault.lnkが同期エラーを起こしているということになります。

エラー原因確認・対処方法

原因1,個人用 Vault.lnkの権限足りない

個人用vault.lnkを右クリック>プロパティ>セキュリティを確認してみます。

SYSTEMや使用しているユーザが上の画像のようにフルコントロールをもっていないと、権限不足としてエラーが出ている可能性があります。

原因2,OneDriveクラウド側に個人用 Vault.lnkがある

OneDriveをブラウザで確認すると、、、

個人用 Vaultの本体の他に、個人用 Vault.lnkがある場合はこれが原因になっている場合があります。

【エラー発生の背景】

今回、買い替え前の旧パソコンでも同じアカウントでOneDriveを使っていたのでそのパソコンにも個人用Vault.lnkが生成されており、容量不足に悩んでいたので、こまめにデータをクラウド側にアップロードしていました。

もちろん個人用 Vault.lnkもアップロードされてしまったのでしょう。

買い替え後のパソコンでも同じOneDriveを使うため、同期をかけてここでも自動的に個人用 Vault.lnkが生成され、これによって同期が上手くいかなくなってしまったので、クラウド側にある個人用 Vault.lnkと新パソコン内の個人用 Vault.lnkがぶつかってしまったことによって、今回のエラーが出てしまったと考えられます。

【対処方法】

クラウド側にある個人用 Vault.lnkはそもそも無くていいものです。これが邪魔しているのでブラウザから「個人用 Vault.lnk」を削除します。

すると、、、

エラーは解消され、パソコン側の個人用 Vault.lnkも残っているので無事解決しました!!