【フォワコン化】GN125HにGZ125HSのステップはポン付け出来るのか！？
GN125Hのステップの位置はエンジンの後ろ側でミッドコントロールですが、アメリカン(クルーザー)タイプのバイクの足の位置はどこにあるでしょうか？
そう。エンジンの前部でフォワードコントロールです。
というわけでGN125Hのアメリカンカスタムを目指している私の次なる課題はフォワコン化です！
↓今までのカスタム記録↓
https://hayana.work/archives/2215【最大の壁】GN125Hにフォワコン化キットは無い！
ハーレーダビッドソンなどのザ・アメリカンなバイクメーカーではフォワコン化やミッドコン化へのカスタムキットは様々ありますが、残念ながらGN125というネイキッドバイクにはフォワコンは想定されていないようで、どこを探してもキットは存在していません。
インスタなどで見つけたGN乗りさん達は自作されています。
私には金属加工の技術も場所もないので、パーツを組み合わせて作り上げることしか出来ません。。。
なのでGNに取り付け出来そうなパーツを探していました。
実はGN125にはアメリカンな兄弟車がある！
実はGN125には、最大手のYoutuberはじめしゃちょーも乗っているGZ125HSというGN125をアメリカン化したような兄弟車があります！
兄弟車なので、このバイクのステップ部分とエンジンマウント部分を調達し、取り付けが出来れば勝ちです！
なので、買いました！
GZ125HSのサブフレームとブレーキ側ステップ、シフトチェンジ側ステップ
全てヤフオクで購入しました。
| サブフレーム | 約5000円 |
| ブレーキペダル側ステップ | 約3500円 |
| シフトチェンジペダル側ステップ | 約2000円 |
サブフレームと各ステップはM8六角ボルト25mmを4本使用して取り付けています。
いざ取り付け
このサブフレームのエンジンマウント部分がGN125Hのエンジンマウントと交換できれば、ほぼ勝ちといっていいでしょう！
GN125Hのエンジンマウントを取り外す
エンジンマウントは4つのボルトで止まっています。
まずは、取り外しがしやすいようにエンジンについているスターターモーターのケーブルを取り外します。
その後、4つのボルトを抜いてエンジンマウントを取り外します。
エンジンマウントを取ってもエンジンは落ちないので安心して外してください。
取り付けできるのか！？
…穴が合わない。。。
GN125HとGZ125HSは似たようで全く違う車体のようです…
詰みです。
穴をGN125Hに合わせて開け直さないと取り付け出来ないようですのでポン付け出来ません。
ポン付け失敗のその他の原因
穴の位置のほかにもポン付け出来ない原因があるので紹介します。
シフトチェンジの問題
仮に取り付けが出来たとしてもシフトチェンジに問題が出てきます。
まずは普通のGN125Hのシフトダウンの動きを見てみましょう。
GN125Hのシフトダウン時の動き
シフトチェンジペダルを下に踏んでシフトダウンしますが、この時、エンジン側についているシフトチェンジシャフトは反時計回りをします。
次にGZ125HSのシフトダウンの動きを見てきましょう。
GZ125HSのシフトダウンの動き
矢印①：GZ125HSのシフトダウンチェンジペダルもGN125H同様で下に踏み込んでシフトダウンをしてみます。
矢印②：ペダルは反時計回りの回転をします。
矢印③：ペダルについているリンクロッドがペダル側に引っ張られます。
矢印④：シフトチェンジシャフト側のロッドエンド(チェンジアーム)は時計回りをします。
ということは、、、
GN125HにGZ125HSのシフトチェンジを使うと逆シフトになってしまうようです。😇
これはシフトロッドがチェンジアームの上を通るように設置すれば解決しますが、そうするとギアチェンジアームがエンジンに当たってしまうため、オフセットのチェンジアームに交換することで、逆シフトを解決できるかと思います。
エキパイが当たる問題
サブフレームをGN125に取り付けられた場合でも、サブフレームのブレーキ側がエキパイと接触してしまうため、回避方法を検討する必要があります。
まとめ
GN125H にGZ125HSのサブフレームとステップのポン付けはエンジンマウントとの交換の時点で無理でした😇
他にも逆シフト問題とエキパイ接触問題を解決しないと取り付けが出来ないようです。
ポン付け出来るかどうか調べても出てこなかったので、私が生贄となって調査しました。(褒めて)