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バイクカスタム初心者でも出来る!GN125Hアメリカンカスタムの方法まとめ!【低身長ライダーおすすめ】

2023年5月16日

当記事では、はやなが免許取得後に友人から譲り受けた初バイク、「GN125H」をアメリカンカスタムを目指して奮闘してきたカスタム記録をまとめていきます。

GN125Hでアメリカンカスタムを目指す理由

GN125Hはオールドルックなことやエンジンが単気筒であること、構造が比較的単純であることなどからカスタムがしやすい車体であるため、カフェレーサーカスタムや族車仕様、オフロードカスタムにしたりと様々なカスタムを楽しんでいるオーナーが多いバイクです。(カフェレーサーカスタムが人気なイメージ)

様々なカスタムが出来る中で、なぜアメリカンカスタムを選んだのか?
理由は至って簡単で私はやなが低身長だからです😇

GN125Hのシート高はネイキッドバイクの中では比較的低めの「740mm」ではありますが、はやなが跨ると踵が少し浮きます。。。

教習所で立ちごけをほとんどの単位で1回はしてきた(最大1単位3回も)ということもあり、路上では絶対立ちごけしたくないので、足ベタ着きを目標にローダウンカスタムしていくと、自然とアメリカン(チョッパー風だけどチョップはしない)カスタムになっていきました。

アメリカンカスタムの概要

アメリカン(チョッパー)カスタムは、「リアダウン(後ろ側が下がり)、フロントアップ(ハンドル側が上がる)」が大まかなカスタム内容です。

リアダウンの際にシート高が下がり、フロントアップの際にカスタム方法によっては少しだけシート高が上がります。

フロントアップの際に多少のアップがありつつも総合的にはシート高は十分に下がり、シートのローダウンを実現できます。

最終的にはここまで変化しました!

GN125Hをアメリカンカスタムしていく流れ

このカスタムを実現するためにはリアを下げ、シートを下げ、ハンドルを上げ、フロントフォークを上げていきました。
実際に行った順にカスタムを紹介します。

リアサスペンションを短いものに交換する(シート高ダウン)

アメリカンカスタムをしていくうえで、最初に取り掛かったカスタムはリアサスペンション(リアサス)の交換です。

GN125Hのリアタイヤ側についている2本のサスペンションを短いものに交換することでリアダウンの効果を得て、シート高を下げます。

交換するリアサスと純正のリアサスの違い

純正のリアサスでは上下の取り付け穴の中心間の長さは約310mmです。

交換する短いリアサスは純正より3cm短い280mmのものを使いました。

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リアサス交換手順

1,リアサスを交換する上で必要なものを準備する
リアサスの交換に必要なパーツや工具を紹介しています。

2,購入したリアサスの取り付け穴のサイズを調整
購入したリアサスは取り付け穴のサイズがモンキー用に10mmになっているので、取り付け穴についているブッシュのカラーを交換することでGN125Hでも取り付けが出来る12mmに広げる手順を記載しています。

3,リアサスの交換
実際にGN125Hのリアサスを交換する手順を記載しています。

4,チェーンの張り具合をリアブレーキの遊び調整
リアサスの交換後は、交換前よりもリアタイヤ位置が少し後ろ側になるので、チェーンの張りとリアブレーキの遊びに影響が出ます。
この回では、チェーンが切れないように調整し、リアブレーキの遊びも好みの具合に調整する手順を記載しています。

5,サイドスタンドの交換とリアサス交換後の所感
リアサスを短くしローダウンをするということはサイドスタンドの位置も下がります。
ローダウン後に純正のサイドスタンドをそのまま使うと、車体が左に倒れる角度が浅くなり、ある程度軽い衝撃(風とか)でも右側に倒れやすくなります。
そのため、この回ではサイドスタンドも短いものに交換する手順を記載しています。

リアサス交換後のGN125

シート高は3cmローダウンし、この時点でGN125Hに跨ってみると両足べた付きが出来るようになりました!
踵にとっては3cmって大きいんですね~

ヘッドライトLED化(シート高への影響無し)

GN125Hのヘッドライトをポン付けバルブでLED化してみた!

これは、アメリカンカスタムとはまた別のカスタムですが、GN125Hのヘッドライトが物凄く暗いのでLEDバルブに交換しましたという記事です。
交換後は前側から見た印象は結構変わります。
出来る人はLEDにするためにH4化という配線を弄る作業を経ていますが、この記事で紹介するLEDバルブはそう言った手間のかかる作業は必要なく、部屋の電球を変えるのと同じ感覚でLED化が出来ます。
LEDバルブは2000~3000円程と安価で、工具はプラスドライバーだけで交換できるので、気軽に出来るオススメのカスタムです。

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※パッケージが新しくなっていますが、本体はが使用しているバルブと同様のものですのでカスタム手順は一緒です。

また、この記事では対向車に迷惑が掛からないようにカットオフラインを出すやり方も記載しているので、交換後も対向車側から文句を言われることなく安心して走行できます。

ハンドルアップスペーサー(5cm)の取り付け(シート高への影響なし)

アメリカンなバイクは後ろが下がって前(ハンドル)が上がっているのが特徴です。
後ろローダウンはリアサスの交換で実現出来たので、今度はハンドルを上げてみました。

アップハンドルスペーサーを付けてGN125Hのハンドルを5cmアップしてみた!!

この回では、配線類を気にすることなく手軽にハンドルを5cmアップ出来る「アップハンドルスペーサー」というパーツをラクマで調達して取り付けてみました!ということと取り付け手順が書いてあります。


ハンドルを5cmアップしただけでも運転姿勢が前傾側から少し後ろ側になるので、より楽な姿勢で運転できるようになりました。

ソロシート化(シート高ダウン)

GN125Hのシートはふかふかなシートですが分厚いのでシート高を稼いでしまっている原因です。
タンデムなし前提(タンデムしたい場合は別途考える必要がある)カスタムになってしまいますが、薄っぺらいソロシートに交換することでシート高を大幅に下げることが出来ます。

実際に使っているソロシート

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GN125H用のソロシートというのは存在せず汎用品を使ってカスタムしているため、正直リアサスの交換時より苦労しました。

ソロシート取り付け手順

1,ソロシート取り付けパーツの購入
汎用ソロシートを取り付けるには、シート本体のほかに細々したパーツをいろんなところから調達して取り付ける必要があるので、必要なパーツをまとめました。

2,ソロシートの準備(組み立て等)
調達してきたパーツを組み立ててソロシートを取り付けるための準備を行います。

3,シート下の配線カバーの作成
純正シートでは隠れていたシート下の配線が剝き出しになってしまうので、そのカバーを作成します。
特に外駐車をしているのオーナーさんは必須の作業です。

4,リアフェンダーにある配線の組み直し
純正シートで隠れていたタンデム側の配線をきれいにします。
リアフェンダーの上を這っている3本の配線をフレームに沿うように組み直しています。

5,ソロシートの取り付け(シート下の配線カバーの取り付け含む)
作成したソロシート下の配線のカバーの取り付けとソロシート本体の取り付けを行っています。

フロントフォークの延長(シート高少しアップ)

このカスタムはシート高が少しだけアップしますが、フロントフォークを伸ばすことでフロントアップとキャスター角を寝かすことができるので、よりアメリカンバイクっぽさを出すことが出来ます。

フロントフォークを伸ばすパーツ

色々汎用品を駆使してカスタムしてきましたが、このフロントフォーク延長に限っては幸いなことにGN125H用のフロントフォーク延長パーツがAmazonで出ています。今回は8cmの延長キットを購入しました。

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フロントフォークを伸ばしたらシート高が「少しだけ」アップする理由とは?

バイクのリア部(リアサス)を長くしたり短くさせるとシートとリアサスペンションは軸となるフロントタイヤからの距離はどちらも遠い位置にある為、シート高はほぼダイレクトに影響してしまいます。

一方フロント部(フロントフォーク)を伸ばしたり短くしたりすると、シート位置が軸となるリアタイヤと近い位置にあり、フロントフォークは軸から遠い位置にある為、リア部と比較するとシート高の影響度は少なくなります。

ウィリーとジャックナイフを想像すればイメージしやすいかなと思います。(どっちもやったことないけど。。。)
リア側を持ち上げるジャックナイフではシート高が極端に上がるので両足を付くことはまずできませんが、フロントを持ち上げるウィリーであればシート高への影響は少ないので場合によっては足を付いて逃げることが可能です。

フロントフォーク延長手順

GN125Hのフロントフォークを延長する方法!【アメリカンカスタム】

フロントフォークを延長する際は、事前にフロントブレーキホースとスピードメーターケーブルの延長も実施する必要があります。
この2つの延長方法も含めて紹介しています。

フロントフォーク延長後のGN125H

だいぶアメリカンというかチョッパー風な見た目になりました!
が、、、どうしてもトップケース(リアボックス)が便利過ぎてやめられない。。。(撮影時はケースだけ外してみました)
スタイルにはものすごく欠けるけど必要なものであると割り切って使ってます。

最後にまとめ

私が行ったGN125Hのアメリカンカスタムは「ショートサスへの交換(280mm)」、「ハンドルアップスペーサーの取り付け(50mm)」、「ソロシート化」、「フロントフォーク延長(80mm)」をやりました。

現時点で「フロントフォーク延長」以外はカスタム手順をまとめていますので、皆さんの参考になればと思います。
(2023/05/01に延長手順を公開しました。)

次のアメリカンカスタムはフォワードコントロール(フォアコン)化を計画しています!