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2進数

2021年7月21日

2進数とは

私たちが使用している数字は、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10といった数え方をし、「9」まで数えたら「10」というように1桁増えます。このように1桁の要素が10個である数え方を10進数といいます。
しかし、コンピュータの世界では、このような数え方をしません。
コンピュータの内部では0,1,10,11,100,・・・といった数え方をし、最小桁を「1」まで数えたら「10」というように1桁増えます。このように1桁の要素が0と1の2個である数え方をしているものが2進数です。

なぜかというと、コンピュータは電気を「流す」か、「流さない」かの2択のみによって様々な計算をしています。そのため、0か1しか扱えないのです。

2進数の数え方

先ほど、2進数の説明の時に「10」や「11」、「100」と書きましたが、これらは「じゅう」、「じゅういち」、「ひゃく」という風には読みません。これらは、一桁ずつ「いち」「ぜろ」と読みます。

10進数の「10」までを二進数表記と一緒に表にしてみましょう。

10進数 2進数 2進数の読み方
0 0 ぜろ
1 1 いち
2 10 いちぜろ
3 11 いちいち
4 100 いちぜろぜろ
5 101 いちぜろいち
6 110 いちいちぜろ
7 111 いちいちいち
8 1000 いちぜろぜろぜろ
9 1001 いちぜろぜろいち
10 1010 いちぜろいちぜろ

ご覧の通り、2進数の方が桁の増え方が圧倒的に速いことがわかります。

10進数の1万を2進数に変換してみましょう。

10進数 2進数
10000 10011100010000

5桁に対して14桁も必要になります。