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ビットとバイト

2021年1月25日

https://hayana.work/it-memo/binary-number/

こちらでは、2進数の数え方として「じゅう」「ひゃく」とは読まずにすべての数字を「ぜろ」「いち」と読むというお話をしました。

実は、桁にも読み方があるので今回は2進数における桁の単位を解説します。

ビット

10進数では「100」を3桁,「12563」を5桁というように数字の要素数を「桁」という単位で呼びます。
しかし2進数では、この桁という単位の部分を、「ビット」という風に呼びます。
これは、ビット(bit)は「binary digit」の略で、日本語訳すると、「2進数」という意味になります。
「10111001」を、8ビットと読むことで、わざわざ「この数字は8桁の2進数ですよ。」と言わなくても一瞬で相手に2進数であるということを伝えることが出来ます。

このbitは主に伝送速度を表すときに「bps」という単位で使用します。

bps

bit per secondの略で、1秒間に何ビットのデータを伝送できるかを表す単位です。

バイト

「今日バイトだから遊べない。」のバイトではありません。

ここでいうバイトは、8ビットの事をバイト(Byte)と読んでいます。
つまり、「10010101」という2進数の8桁はの数字は、8ビットであり、1バイトという事になります。

2バイトは、16桁の2進数であり、16ビットであるという事になります。
では、適当に振った2進数の16桁の数字をまとめてみると、、、

2進数 10進数 ビット バイト
1011101011100100 47844 16ビット 2バイト

このようにまとめることができます。

ギガバイト

テレビのCM等で「ギガが減った」「ギガが無い」といったように用いられる「ギガ」は「ギガバイト」の略で、データの量をことを指しています。
1ギガバイトを純粋なバイトで表すと、

1000000000 Byte = 8000000000 bit

というように表すことが出来ます。
※大容量の単位変換では厳密には違う値になりますが、今回は単純な変換で表記します。

数字で見るとこんなに大きなデータを、人々はためらうことなく生成したり、通信したりているんですね。

2016年に予想された2020年のデジタル生成量

大塚商会が公開した「2020年における全世界のデジタルデータ量は?」という記事では、2020年における世界のデジタルデータの生成量が44ZByte(ゼタバイト)に達すると記されています。

44ゼタバイトを純粋なバイトで表すと、、、

44000000000000000000000Byte

というとてつもない数字になります。