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GN125Hのリア部の配線を組み直す方法!【画像・イメージ図付き】

2022年12月1日

GN125Hのソロシート化手順のパート4です。

ソロシート化手順の全パートは以下のリンクにまとめています。

前回はPPシートをGN125Hのシート下の形状に合わせて切り取ることで、配線カバーを作成しました。

今回は実際にバイクのシートを取り外し、リアフェンダーを這っている3本の配線を組みなおして綺麗にしていきたいと思います。

純正シートを取り外す

まずは純正シートを取り外していきます。

取り外し方は以下のリンクでまとめていますので、こちらをご覧ください。

リア配線を組みなおす

配線状況を確認

GN125Hでは購入後からリアの配線を弄った経験がなければ、現在以下の様な状態になってると思います。

ソロシート化した際にこの配線が堂々と出ているのは汚くて格好が良くないので、組みなおします。

配線のイメージ図

上の画像を見ても、結んであったりして配線がわかりづらいので、以下のイメージ図を使って解説します。

黒の防水カバーからリア側に向けて出ている3本の黒い線をリア配線と呼んでいます。

すべて黒の線でわかりづらいのでイメージ図では黄色赤色青色と分けています。

防水カバーから出てすぐに、リアフェンダーの裏に回っている黄色の配線はブレーキランプの配線です。

残りの2本の線で結ばれた後にそれぞれ分岐している赤色青色の配線のはリアウィンカー配線です。

黄色の円はウィンカーです。

これらの配線を以下のイメージ図のように配線を組みなおして綺麗にしようと思います。

 

それぞれの配線を防水カバーにたどり着くまで、できるだけ結束バンドを使ってフレームに沿わせるように配線していく予定です。

では実際に作業していきましょう。

配線を束ねているバンド(留め具)を外す

留め具の左側を上に引っ張って外します。

 

黒い配線カバー下にずらす

各配線の端子が見えるように黒の配線カバーをずらします。

(上の画像ではブレーキランプ配線は既に外れている状態で撮影しています。すみません)

各端子の接続状態を確認する

カプラー(白い四角の端子)で接続されていたり、金属のギボシ端子で接続されていたり、青い線や黒い線があったりと、一目ではわかりづらいので、図で説明します。

以下の画像は黒いカバーの中にある各端子の接続状態を拡大した図です。

 

まず、カプラーで接続されているのはブレーキランプの配線です。

少し複雑なのはギボシ端子で接続されている4本の線ですので、上の図と下の説明が参考になればと思います。

左ウィンカーから出ている配線

黒単色の線は左ウィンカーのプラス端子です。

黒と白のストライプの線は左ウィンカーのマイナス端子です。

右ウィンカーから出ている配線

青緑の単色の線は右ウィンカーのプラス端子です。

黒と白のストライプの線は右ウィンカーのマイナス端子です。

マイナス端子について

マイナス端子が左右とも同じ色(白黒ストライプ)をしていて再接続する時に、どっちに付ければ良いかわからなくなるかもしれないですよね。

安心してください。マイナス端子はどちらに接続しても問題ありません。

プラス端子側だけは気を付けてください。(色がはっきり分かれているので大丈夫かと思います)

ブレーキランプ配線のカプラーを外す

カプラーは爪が出ているので、その爪を押しながら外します。

各ウィンカーのギボシ端子を外す

ギボシ端子の接続を外す際は、力任せに引っ張ると断線する可能性があるので先の細いペンチを使って、根本から引き抜くのが安全です。

これで、ウィンカーとリアブレーキの全ての配線を独立させることが出来るようになります。

リアブレーキ配線の取り外し

リアフェンダー前部を下に動かす

リアブレーキのカプラーはフレームとリアフェンダーの間を通って接続されているので、一度引き抜く必要があります。

しかし、フレームとリアフェンダーの間が狭すぎて通りません。。。

一度リアフェンダー前側のボルトを外し、下に動かすことで隙間を作ることで、カプラーを抜くことが出来ます。

リアフェンダー前部のボルトは以下の画像の部分にあり、フェンダーの裏(タイヤ側)から外す必要があります。

左右両方のボルトを外し、リアフェンダー前部を下側に動かしてカプラーを引き抜きます。

引き抜くことが出来たら、リアフェンダーを戻し、ボルトを取り付けます。

リアウィンカー配線の取り外し

リアウィンカーはカプラーがついてないので、リアフェンダーを動かさなくても引き抜くことが出来ます。

左右のリアウィンカー配線をリアブレーキランプ配線と同様に引き抜いておきます。

再配線

リア配線を外した後は、以下の図のように再度配線を実施します。

再接続する際は以下の図を参考にカプラー、ギボシの接続を行います。

 

再配線が終わったら、インシュロックを使ってフレームに固定します。

これでリアの再配線は完了です!

次は、シートの取り付けをやっていきます!

↓次の手順